ISBN:978-4845919208 ホラーの哲学 フィクションと感情をめぐるパラドックス
電子書籍じゃない本読むのまぁまぁキツい
ジョジョってホラーの文法だよなぁと思っててホラーの文法とは?と思い読んだ
常々、スタンドという超常現象が既知なのに仲間の変化に鈍感すぎるよなぁと思っていた
そこがホラーでいう発見と確証の遅れであり、バトル漫画の文法ではないのでバトル漫画の仲間キャラとしては無能に見えてしまう
以下、自分用メモというか索引というか
キャラクターの反応は指示 48
感情状態としての資格、何らかの身体的興奮 63
感情の認知説66
モンスターは危険で不浄である必要がある
前者のみならばfear、後者だけならばdisgusting 68
メアリーダグラス 汚穢と禁忌
感情の認知説、ショックとホラー
モンスターの作り方
融合、分裂
すでに不浄なものの巨大化、群衆化
ホラーなものが嫌悪を引き連れてくる、ホラー的メトニミー
フィクションを怖がる
信念と感情の関係
公認されたフィクションと誰かのでたらめな話
フィクション錯覚説
不信の自発的停止
フィクション反応のフリ説
ごっこ遊び、ごっこ遊びでも熱中できる
フリならば石によって感情を動かせる
フィクションへの、感情反応の思考説
モンスターが存在するという信念ではなくモンスターの思考
信念と思考
崖の上、もうすぐ崖から落ちるという信念ではなく、落ちるという思考
複合的発見型ブロット
登場、発見、確証、対決
誰がやったのかわかる場合とわからない場合、フーダニット
モンスターの否定
推理、仮説(最善の説明に訴える仮説)
発見と確証の遅れ
越境者的プロット
禁断の知識
ファーブラ形式、シュジェート形式
複合的、天と地の間には我らの哲学の思いもよらないことがある
越境書、神々に委ねておいたほうが良い知識がある
準備(素材の準備、説明正当化)、実験、失敗の証拠の蓄積、対決
サスペンス
ポピュラー文化における物語の構造、前半と後半は疑問と回答と間隙にある
サスペンスは疑問と回答の付随物
サスペンスとは対立する複数の結果のいずれかが実現されるまでそのような場面に付随する感情状態
サスペンスの核心は相対的な確率評価305
幻想313